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無労働   

今日は久々に会社。

しかし、仕事がなく、暇だなぁ、眠いなぁと思いながら過ごしていた。でもそれは私が休んでいたから仕事を把握していないだけであり、実はやらなきゃいけないことはたくさんあったのです。それに気付いたのはすでに定時後。

まいっか。

上司の声が明らかに遠まわしにチクチクと嫌味っぽく私を引き止めていたが、「・・・帰ります。明日の朝にしましょう。」といって帰ってきました。いいじゃん、明日の朝でさぁ。明日も暇なんだから、お仕事を明日に残しておくのだ。そして自分が残業するからといって私まで巻き込まないで欲しいわ。もぉ。

こんな暇生活を謳歌できるのもあと一週間余りです。(でも転勤先はどこどこどこ?)

うちの会社は暇と忙の差が大きすぎるのがいけないなぁと思います。ちょうど良いのがないのよね。でもどこの会社もそうなのでしょう。

私は無駄な残業はしない主義ですが(しなきゃいけないときはするけれどさ。)、そんな私でも、ホワイトカラー・エグゼンプションは気になります。最近つり革広告なんかでも見かけるアレです。一定要件を満たすホワイトカラー労働者を対象に、現行の1日8時間の時間規制をなくす「自律的労働時間制」の導入が検討されているというやつです。つまり、残業という概念がなくなるということ。残業代がなくなるということ。

この一定要件ってのが驚きで、経団連は年収400万以上といってるんですね。びっくりです。ほとんどのホワイトカラーが該当しちゃうじゃない。家庭があって、残業代で生活している人とかからすると、本当に大変だよね。家のローンとか払えなくなっちゃうじゃん。

しかも残業時間という概念がなくなるってことは、過労死認定もされないってことじゃないですか。ロクに働いていない私が言えることじゃないけれど、バカじゃないの。経団連。まったく労働者の視点が欠如している。ホワイトカラー・エグゼンプションが導入されて社員の仕事効率を上げるとたしかに一時的に賃金コストは削減できるかもしれないけれど、労働者から見ると残業せざる得ない状況が減るわけじゃないし、成果に直結しない余計な仕事は増える一方だし(報告書書けとか)、多くの人は仕事がアホらしくなるか、体壊すかして企業という組織が崩壊すると思うのだけれど。

個人的にも、ダーリンの内定先は鬼の様に残業させられるイメージがある会社だから、残業代が出なくなったら私達の未来が・・・。ウチの会社も部署や時期によっちゃあ2徹くらいはあるらしいし、でもお金的に専業主婦なんて無理だし、そんな状況じゃ子どもも産めないし。

もぉ、経団連も国もなにがしたいのだ。どうしたいのだ。日本のオヤジどもの考えは、オツムが弱い私にはさっぱりわからん。

とりあえずは「んなこと言う前にテメェはちゃんと働けよ」ってことなのだと思う。ご尤もです。失礼致しました。

by haruyasai | 2006-12-04 23:26 | 日常

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