父   

父が長い海外単身赴任から、東京単身赴任になった。

ちょっと面白い。家族の一員の状況が変わると、他の構成員の様子も変わる。

今まで海外だったので、それなりに良い待遇で単身赴任ライフを謳歌していたようなのだが、それが普通の単身赴任になった。ご飯も自分で用意しなければならない。

当の本人である父は飄々としているのだが、母の心配ぶりが面白い。貧相な生活をしていないか相当心配らしく、父の様子を報告する為に、毎日私に電話がかかってくる。どうやら毎日♡の絵文字付きメールを交換しているらしい(キモいとか言っちゃいけません)。熟年離婚説が囁かれていた夫婦に光が差したようである。喜ばしいことである。

ママ 「お父さん、昨日牛乳を買ったらしいのね。でもその牛乳凍ってたんだって!!きっと水で薄められてる牛乳だったのよ。東京ってひどいねぇ。いやぁ大丈夫かねぇ。」

牛乳だって寒くなれば凍るだろ、というのは娘(私)の考えである。

ワタス 「お母さんも良かったじゃん。お父さん心配でしょ?」
ママ 「うん。心配だ。」
ワタス 「その気持ちを愛情と捉えれば、夫婦安泰だね。」
ママ 「(笑)」

自分自身が貧相な生活を送るのは抵抗がないが(今も貧相だしさ。)、それでも、父が貧相な生活をしていると考えると、やっぱり胃が痛くなる。日本人離れした生活環境から、日本の社会に馴染めているんだろうか。大丈夫だろうか。

・・・しかし、我が家の大蔵大臣あらため財務大臣である母は、父のことが心配すぎて、娘のことをすっかりお忘れになっていらっしゃる。

ワタス 「お母さん、本当申し訳ないんだけどさ、引越代送ってください・・・何らかの形で返しますんで・・・。」
ママ 「10万だっけ?今月10万送れるかなぁ・・・」
ワタス 「・・・・・・」

果たして私は無事引越できるんでしょうか。

何れにせよ、4月からの父と私の距離は電車で1時間となりました。仲良くしよう。さっそく、京王線ユーザーになった父に、一緒に新緑の高尾山に登らないか誘ってみようと思います。
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by haruyasai | 2006-02-23 00:31 | 独り言

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